計画認定は大幅減に 3年度業務統計を公表 技能実習機構
2022.11.01
【労働新聞 ニュース】
外国人技能実習機構は令和3年度の業務統計をまとめた。それによると、3年度の計画認定件数は17万1387件で、前年度比8万5021件(33.2%)減と、大幅な落ち込みとなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う、入国制限の影響とみられる。
計画認定件数は平成30年度が38万9321件、令和元年度が36万6167件と、35万件を超える数字で推移を続けていたが、新型コロナによる入国制限が始まった2年度には25万6408件に減少。3年度はさらに落ち込み、元年度の半分程度となった。
国籍別では、ベトナムが9万753件(53.0%)で半分を占めた。次いで中国が2万2879件(13.3%)、インドネシアが2万1651件(12.6%)、フィリピンが1万2785件(7.5%)、ミャンマーが7979件(4.7%)などとなっている。
令和4年10月31日第3374号2面 掲載