雇調金の見直し要請 支給が休業手当を上回る 会計検査院
2022.11.07
【労働新聞 ニュース】
会計検査院は雇用調整助成金の支給額が、実際に支払われた休業手当を超えている問題について、支給額の算定方法の見直しを求める意見を表明した。休業手当の支払率の算定時に、対象とした賃金の範囲を考慮し、超過額を発生させないようにすべきとしている。
雇調金の算定に当たっては賃金、手当、賞与など前年度に事業主が支払った賃金総額を基に平均賃金額を算出し、平均賃金額に労使協定に基づく休業手当の支払率を乗じて…
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令和4年11月7日第3375号2面 掲載