年金加入期間延長を検討へ 厚労省
2022.11.08
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、社会保障審議会の年金部会を開催し、年金制度見直しに向けた検討をスタートした。
現役世代の手取り収入に対する年金支給額の割合(所得代替率)の低下が見込まれる国民年金の給付水準の引上げ・維持を図るため、老齢基礎年金の算定基礎となる加入期間の上限を現在の40年から45年に延長することなどが論点になる。令和6年までに見直しの方向性を決定する予定。
令和4年11月7日第3375号1面 掲載