技能実習監督結果 送検15件すべて縫製業 虚偽陳述など悪質 岐阜労働局
2022.11.10
【労働新聞 ニュース】
違反率低下も改善みえず
岐阜労働局(大地直美局長)は、技能実習実施者に対する令和3年の監督結果を明らかにした。書類送検事案は2件で、平成29年以降の15件すべてが縫製業。監理団体と共謀した賃金不払いや虚偽陳述など、悪質性の高い事案が続く。一方で縫製業の違反率は52.8%と、前年の72.3%から19.5ポイント低下した。同労働局は「低下をもって一概に改善しているとはいえない」としている。
令和3年に管内7労働基準監督署が監督指導を実施した358事業場のうち、…
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令和4年11月14日第3376号4面 掲載