業務改善助成金へ100億円 対象事業者を拡大 政府・厚労省第2次補正予算案
2022.11.17
【労働新聞 ニュース】
人材開発支援助成金にリスキルコース
政府は令和4年度第2次補正予算案を閣議決定した。厚生労働省予算に5兆円弱を計上し、そのうち、賃上げや人材活性化などに向けた雇用・労働総合政策パッケージ関連として7444億円を組み入れている。たとえば、賃金底上げを図る業務改善助成金の拡充に100億円を充てた。「事業場規模100人以下」の要件を廃止して対象を広げるとともに、小規模の事業者の助成上限額を引き上げる。人材開発支援助成金に新コースを創設し、新規分野における知識習得のための訓練を行う事業主も支援する。
第2次補正予算案には、雇用・労働総合政策パッケージ(参考記事=人材活性化で賃上げ促進 政策パッケージ示す 厚生労働省)で掲げた施策を盛り込んだ。企業における賃上げや人への投資、成長分野への労働移動を促すための…
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令和4年11月21日第3377号1面 掲載