治療と職業生活 両立支援へ動画 健康安全機構
2017.05.05
【安全スタッフ ニュース】
(独)労働者健康安全機構は、治療と職業生活の両立支援を促すために、インターネット上で啓発動画の配信をスタートさせた。併せて事業者・労働者両方に向けたリーフレットを作成し、周知啓発活動を積極的に進めている。
動画では、がんを発症した社員と、その上司、人事労務担当者とのやり取りをドラマで解説するほか、実際にがんを経験した会社役員のインタビューを示し、企業の対応のあり方などを考えるヒントを提供していく。事業者向けリーフレットでは、継続的な人材の確保や、労働者のモチベーションの向上などの観点から、がんなどの治療への配慮が円滑に進むような職場風土の醸成、相談・申出を行える相談窓口の明確化などを求めている。
[平成29年5月1日付2281号] 掲載