未払い賃金問題で支援表明 2次委託先実習生に ワコール

2022.12.01 【労働新聞 ニュース】
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虚偽報告受け把握できず

 ㈱ワコールホールディングス(京都府京都市、安原弘展代表取締役社長執行役員)は、2次製造委託先の小清水被服工業㈲が技能実習生11人に対する未払い賃金約2700万円を払わず破産したことを受け、救済支援を行う方針を決めた。支援の詳細は今後、検討する。同社では2018年以降、委託先工場に労働環境などの報告を求める「自己評価」の取組みを進めてきたが、小清水被服工業は過去2回の調査に問題ないと答えていた。人権デューディリジェンスの取組みが不十分だったとし、早急に改善策を検討するとしている。

 小清水被服工業は同社の2次委託先で、…

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令和4年12月5日第3379号5面 掲載
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