パートナーシップ構築シンポジウムを初開催 下請取引適正化に取り組む優良企業表彰 経産省

2022.12.18 【Web限定ニュース】
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 経済産業省は、「パートナーシップ構築宣言」の優良企業を表彰するシンポジウムを初開催した。経済産業大臣賞には、取引先の意見を収集して調達の改善に努める花王㈱(写真)を選出している。中小企業庁長官賞としては、取引先に人材育成講座を提供している㈱日立システムズを選出した。 

 表彰企業の選出に当たっては、下請取引の適正化に向けて同宣言を実施している企業について調査を行い、取引先の中小企業から一定の評価が集まっている宣言企業を審査した。

 シンポジウムでは、同宣言を実施した事業者に対して今年7~9月に実施したアンケート結果を紹介した。サプライチェーン全体の付加価値向上への取組みについて、人事労務関係に着目すると、(複数回答)、大企業で最も多かったのが「健康経営・労働安全衛生」で23.9%だった。中小企業で最も多いのは「働き方改革」で、23.8%となっている。

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