【特集2】進む!「ホワイト物流」 リードタイム延長を積極化/味の素 荷下ろしロボット導入も/富士通総研
2023.01.11
【安全スタッフ 特集】
「ホワイト物流」推進運動の一環としてこのほど国土交通省などは、オンラインセミナーを開催した。味の素が「持続可能な加工食品物流」をテーマに発表を行い、発荷主として着荷主と調整して、商品の発注から納品までの時間である「リードタイム」の延長に積極的に取り組んでいることなどを紹介した。富士通総研は、物流DX事例を取り上げ、荷下ろしロボットや台車型物流支援ロボットなど、小型化・低価格化が進むロボット導入による効果を報告している。
嫌われる長時間待機
「ホワイト物流」推進運動は、トラック運転者不足が深刻になっていることを踏まえ、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保し、経済の成長に役立つことを目的として2019年に始まった。
今年度のセミナーでは、2024年度の時間外労働規制の見直しに向けた働き方改革や、さらには物流DXの推進の取組み内容などが中心となっている。
事例発表では、「『持続可能な加工食品物流』を目指して」と題して味の素㈱食品事業本部物流企画部物流基盤グループの森正子さんが登壇した。…
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2023年1月15日第2418号 掲載