転倒対策50%以上に 高齢者指針も同じ水準へ 厚労省 14次防案で新指標
2023.01.11
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、「第14次労働災害防止計画」案の具体的な中身を明らかにした。取組みの実施率などを確認するアウトプット指標と、期待される数値の目安を示したアウトカム指標という2つの指標を採用している。労働者の作業行動に起因する労働災害防止対策の推進では、転倒災害対策に取り組む事業場割合を2027年までに50%以上とするというアウトプット指標を設定。高齢者対策を謳ったエイジフレンドリーガイドラインも同様の水準としている。業種別の労働災害防止対策の推進では、建設業の死亡者数を2027年までに2022年と比較して15%以上減少させるというアウトカム指標を設定した。
現在、労働政策審議会安全衛生分科会で検討中の14次防計画案は、「計画が目指す社会」という冒頭の部分に、…
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2023年1月15日第2418号 掲載