月109時間残業で送検 旅行大手を 東京労働局

2017.06.28 【労働新聞 ニュース】
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 東京労働局(渡延忠局長)は、大手旅行業者が労働者2人に違法な長時間労働をさせたとして、法人としての同社と、2人が所属する店舗などの労務管理担当者2人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで、東京地検に書類送検した。

 調べによると、同社関東法人団体専門店事業部団体営業・専門店グループと関東販売事業部の女性労働者2人に対して、平成27年6~7月または同年8~9月の2カ月間、特別条項付き時間外労働に関する協定(36協定)で定めた1カ月の時間外労働の上限である78時間を上回る違法な時間外労働を行わせた疑い。2人に従事させた1カ月の時間外労働は、最も多い月で109時間半と96時間半に上る。…

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平成29年6月26日第3118号2面 掲載
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