建物内部作業で休業災害が多発 住団連調査
2017.06.29
【労働新聞 ニュース】
建物内部作業中の墜落・転落災害が多発――一般社団法人住宅生産団体連合会(和田勇会長)は、「平成28年低層住宅の労働災害発生状況報告書」を取りまとめた。内部造作作業中の災害の占める割合が高まっていることから、建物内部における作業員の不安全行動を防止するための一人KY(危険予知)や災害防止教育を徹底するよう提言している。
報告書では、同連合会傘下6団体の会員企業479社へのアンケート結果に基づき、新築工事などにおける昨年1年間の災害発生状況(休業4日以上)を分析している。
それによると、新築完工棟数1000棟当たりの発生件数は2.07件となり、前年に比べて0.27件減少した。…
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平成29年6月26日第3118号2面 掲載