介護保険料率は過去最高を記録 協会けんぽ

2023.01.23 【労働新聞 ニュース】
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 全国健康保険協会(協会けんぽ)は政府予算案を踏まえた令和5年度の収支見込をまとめ、介護保険料率が今年度から0.18ポイント増加し、1.82%になると発表した。制度開始以来過去最高の数値となる。

 介護保険制度は平成12年度に始まった。開始当初の自己負担を除いた保険給付は年間3.2兆円だったが、以降は右肩上がりの増加を続け、令和元年度に10兆円を超えていた。

 5年度の医療分の収支見込も公表した。収入は11兆2466億円(前年度比859億円減)、支出は11兆334億円(同1384億円増)で2132億円の黒字(同2243億円減)になるとしている。

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令和5年1月23日第3385号2面 掲載
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