石綿の事前調査怠った業者送検 大阪中央労基署
2023.01.24
【労働新聞 ニュース】
大阪中央労働基準監督署(山下茂署長)は、解体工事に当たり建物の石綿使用状況を調査しなかったとして、解体工事業の㈱BEST WORK―G(大阪府摂津市)と同社顧問を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。
昨年3月、通報を受けた同労基署が現場を確認。同社は設計図書がない建物の目視確認をせず、少なくとも1人の労働者に解体させた疑い。
【令和4年12月27日送検】
令和5年1月23日第3385号4面 掲載