【特集2】労働時間削減の好事例集まる 健康確保へ働き方見直しを

2023.01.27 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 健康経営の意識が高まるなか、社員の健康確保は企業が力を入れるべき重要テーマとなっている。特に過労死につながる長時間労働や業務上の心理的負荷の削減は早急に対処しなければならない課題のひとつだ。特集Ⅱでは、昨年11月に開催された過労死等防止対策推進シンポジウム、東京労働局のベストプラクティス企業訪問の様子をレポート。無理なスケジュールを抱えない仕事の調整方法や、社員一人ひとりをフォローする仕組み、ICTの活用による業務効率化など、労働時間削減に成功した働き方改革の好事例を紹介する。

過労死等防止対策推進シンポジウムより
社員が離れていく「危機感」を契機に
チームでカバーし合う職場つくるー大和美術印刷
傾聴通じて予兆の早期発見へーKDDI

無理させていた働き方を見直す

 年間の時間外労働を360時間までとする上限規制の導入から4年。適用が猶予されていた建設業や陸運業も来年度からは規制を順守しなければならなくなる。一方で、長時間労働やストレスなどが原因の過労死等の労災請求は令和3年は3099件(前年度比264件増加)で、高止まりを続けている。

 過労死防止への社会的な意識を高めるため、厚生労働省では毎年11月を過労死等防止啓発月間として定め、…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年2月1日第2419号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。