非正規女性 4割強が年収100万円未満に 労働力調査・22年

2023.02.28 【労働新聞 ニュース】
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 総務省の「労働力調査(詳細集計)」の2022年平均結果によると、女性の非正規の職員・従業員に占める年間収入100万円未満の割合は41.2%だった。次いで高い100万~199万円は38.2%で、全体の8割が年収200万円未満となっている。前年比では100万円未満が0.1ポイント減、100万~199万円が0.5ポイント減と、わずかに落ち込んだ。

 一方、正規の職員・従業員数(男女計)は同1万人増の3588万人と横ばいだったが、非正規の職員・従業員数は同26万人増の2101万人となり、3年ぶりにプラスに転じた。男女別にみると、男性では正規が同14万人減と落ち込み、非正規は同16万人増と伸びている。女性は正規が同16万人増、非正規が同10万人増となり、ともに前年結果を上回っている。

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令和5年2月27日第3390号5面 掲載
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