死傷災害が過去21年間で最多 製造業は統計以来最大の増加率に 長野労働局

2023.02.24 【安全スタッフ ニュース】
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 長野労働局(小野寺喜一局長)は、令和4年の労働災害発生状況をまとめた。休業4日以上の死傷者数(新型コロナウイルス感染症によるものを除く)は2294人で、平成14年以降の21年間で最多となっている。大雪の影響で転倒などの冬季特有災害が大幅に増えたほか、60歳以上の高年齢労働者の被災が初めて700人を超えた。労働災害を業種別にみると、製造業638人が最も多く、建設業296人、運輸・貨物取扱業235人、その他の業種(第三次産業など)が1035人。特に製造業は前年から133人(+26.3%)増え、統計開始以来最高の増加率となった。「死傷災害は中期的に増加傾向にある」として、今後も労働基準監督署による集団指導や労働基準協会を通じた労働災害防止の周知啓発などを続けていくとしている。

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