上昇局面入ると分析 賃金動向で報告書公表 日銀
2023.03.03
【労働新聞 ニュース】
日本銀行は日本の賃金動向に関する論点を整理したレポートをまとめた。労働力人口が減少し、女性のM字カーブも年々解消が進んでいるため、追加的な労働供給は難しくなり、賃金の上がりやすい局面に入りつつある可能性が高いとしている。
同レポートでは、名目賃金を上がりにくくしていた要因として、家計の労働供給・労働市場の二重構造など4つの要因を挙げた。これらの要因を欧米と比較し、コロナ禍で一部に変化がみられたと分析している。
具体的には、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和5年3月6日第3391号2面 掲載