長時間の空腹避ける工夫を 神タク協・研修会
2023.03.10
【労働新聞 ニュース】
神奈川県タクシー協会(伊藤宏会長)は、会員企業を対象とした労務・経営研修会を開いた。東京労災病院治療就労両立支援センターの平澤芳恵管理栄養士が登壇し、シニアドライバーの健康管理をテーマに講演した(写真)。
食習慣として、麺類の摂取が多く、塩分の過剰摂取や野菜不足になりがちであるほか、1日2食しか摂らない「欠食」が多い点を問題視した。欠食が続くと低栄養や糖尿病のリスクが高まるため、改善を呼び掛けた。
糖尿病の薬を服薬している場合、空腹の時間が長いと、ふらつきや手の震えといった低血糖の症状に陥りやすいため、深夜勤務時にはおにぎりを持参するなど、長時間の空腹を避ける工夫を説明した。
令和5年3月13日第3392号4面 掲載