4社にコスモスを新規認定 安全管理のノウハウ継承へ 建災防
2023.03.10
【安全スタッフ ニュース】
建設業労働災害防止協会は2月28日、建設業労働安全衛生マネジメントシステム(通称:コスモス)の認定証交付式を開いた。今回新たに認定を受けたのは、㈱テクノジャパン、㈱豊浦環境管理センター、味の素エンジニアリング㈱、広成建設㈱の4社。いずれも個人に頼った安全衛生管理から組織的な管理体制の構築を目的にコスモス導入と認定取得を進めた。
広島県内の本社企業として初認定を受けた広成建設(半田真一代表取締役社長)は、専門とする鉄道工事の安全管理規程を補完するかたちでコスモスを導入。社長自らが安全書類を確認するなど、トップマネジメントを効かせた運用が特徴だ。「建設工事は人が一番大切。脈々と受け継がれてきた呼吸やフィーリングの部分を、世代交代が進んでも引き継がれるように仕組みに載せていく」(半田社長)と導入の意図を説明した。今回の認定で、コスモス認定取得企業は126社321事業場となった。
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