「1人1社制」を維持 高卒離職の原因とみず 京都府
2023.03.27
【労働新聞 ニュース】
京都府は令和6年3月の新規高卒者の就職活動について、1次募集は応募・推薦を1人1社までとする慣例を維持する。京都労働局などと検討会議を開き、申し合わせた。
複数社への併願を10月以降の2次募集からに限定する「1人1社制」は長年、全国的な慣例となっていた。同労働局によると、就活の負担を最小限に抑えられ、内定辞退が少ないなど、生徒・学校・会社の3者にメリットがあるが、近年は「高卒者の早期離職の原因では」といった指摘もされてきた。3年に和歌山県、4年に大阪府が、応募開始日から併願可能とする見直しを行っている。…
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令和5年3月27日第3394号4面 掲載