仮想空間で対処力向上 教育のマンネリ化打破へ 仮設工業会
2023.04.11
【安全スタッフ ニュース】
分科会設置し検討
仮設工業会は、メタバース上のレジリエンス能力向上教育の実現に向け、生産性と安全衛生でDX活用について議論する委員会の下に新たに分科会を設置した。新ヒヤリ・グッジョブ報告、諸外国の仮設作業方法などの情報に基づき、複数人で同時にさまざまな作業を仮想空間で体験し対処力を培えるソフトの開発を目指す。現状のVRなどによる危険体感教育は、シナリオに沿ったものであるためコンテンツのマンネリ化の問題があるという。実体験やBIMなどのデータを用いたメタバースによる教育システムを構築することで、体験の都度、参加者が臨機応変な対応をすることが可能になるとしている。
仮設工業会の「仮設工事におけるDX時代のレジリエンス能力向上対策に関する検討委員会」では、…
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2023年4月15日第2424号 掲載