添乗員法定研修リモート可能に 添乗サービス協会
2023.04.12
【労働新聞 ニュース】
添乗員派遣会社の業界団体である日本添乗サービス協会(金澤悟会長)は2023年度の事業計画で、人材育成を推進し人手不足の解消をめざす施策を盛り込んだ。旅行業法で主任添乗員の資格取得要件に定められている「旅程管理研修」をオンラインで受講可能にし、地方からでも受けやすくする。講義の録画を一定期間公開し、復習ができるようにすることで、人材の質の向上にもつなげる。
コロナ対策の緩和により旅行業務の回復が見込まれることから、若手人材の確保も急ぐ。添乗員業務の魅力をアピールするため、今後は直接高校に赴いて講演を実施するほか、添乗員との交流会の開催も予定している。
令和5年4月10日第3396号3面 掲載