採用の外部発注市場は15%増に 矢野経済研究所
2023.04.18
【労働新聞 ニュース】
民間調査機関の㈱矢野経済研究所は採用のアウトソーシング市場に関する調査結果をまとめた。それによると、2021年度の市場規模は前年度比15.0%増の628億円となった。就労人口減少により、若年層の確保が年々厳しくなり、外注化の機運が高まる方向にあると分析している。
22年度の市場規模は12.6%増の706億円と予測した。新卒採用の領域が頭打ちになるなかで、人材の流動化を促す国の施策により、中途採用の領域が拡大しているとした。
令和5年4月17日第3397号2面 掲載