リスクアセスの先行事例を紹介 福井労基署・リーフ
2023.04.18
【労働新聞 ニュース】
福井労働基準監督署(的場由美署長)は、特定の化学物質を使用する事業場において、今年度からリスクアセスメントの結果に関する記録作成・保存などが段階的に義務化されることを受けて、管内の先行事例をリーフレットにまとめた。
リスクアセスメント導入に当たり、「所定項目を入力すると自動でリスクレベルが算出できるツールを利用した」、「実際に作業する労働者を参加させて、作業単位のリスクを把握し、労働者の教育にもつなげた」などの対応を効果的なものとして紹介している。担当者の知識不足でリスク評価を曖昧にしてしまうことがあるといった課題点も指摘。講習を受けさせるなどの対応を勧めている。
令和5年4月17日第3397号4面 掲載