「疲労蓄積度」のチェック表改定 中災防
2023.04.25
【労働新聞 ニュース】
中央労働災害防止協会は、労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストを20年ぶりに改定した。食欲の有無に関する設問を追加したほか、勤務実態として新たに、睡眠の確保状況や勤務間インターバルの状況などを尋ねる。
従来のリストに比べ、精神的な負担についての設問を細分化した。たとえば、職場・顧客など人間関係による負担の有無や、勤務時間外でも仕事が気に掛かるかどうかなども点検する。点検後は、リストに記載されている「点数表」を用いて、疲労蓄積度を評価する。
令和5年4月24日第3398号1面 掲載