【フォーカス】ヤマハ発動機/働きやすい生産ライン 夕方の効率低下なくなる 高負荷作業にメス

2023.04.20 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
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疲労蓄積防ぎ残業が減少

 ヤマハ発動機㈱(静岡県磐田市、日髙祥博代表取締役社長、連結5.2万人)は、工場内の生産ラインにおける小集団活動として、近年増加した女性や高齢者などでも働きやすい職場環境整備に取り組み、労働時間削減に結び付けた。無理のない姿勢や、小さな力で作業ができるようにして疲労の蓄積を防ぎ、夕方になっても作業効率が落ちないようにしたもの。環境改善に当たっては、「人間工学」の考え方を活用している。作業ごとに肩や腰、肘、手首などについて角度を測定し、機械からパーツを取り出す動作や、大きなボルトでパーツを固定する作業に手を入れた。身体的負荷が高いとされる「レベル5」以上の項目を一掃し、すべてを「レベル3」以下とした。…

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令和5年4月24日第3398号15面 掲載
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