造園業に安全対策徹底を要請 樹木からの墜落死目立つ 東京労働局
2023.04.25
【安全スタッフ ニュース】
東京労働局は、造園業における労働災害防止の徹底を建設業労働災害防止協会東京支部などの関係団体へ要請した。都内の造園業では、第13次労働災害防止計画期間の2018~2022年に6件の死亡災害が発生。令和3年には剪定作業中に被災者が乗っていた木の枝が折れて墜落する死亡災害が連続するなど、近年重篤な労働災害が目立っているという。同労働局では具体的な災害防止対策として、「事前調査と計画作成」「作業手順の確認とKY活動」「墜落防止対策の徹底」「安全衛生教育の実施」の4項目の点検を指示。災害の多くが樹木上など高所からの墜落であることから、安全な作業床の確保が困難な場合は墜落制止用器具を的確に使用するなどの対策を徹底するよう周知を求めている。
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