設計段階でリスク低減へ 施工時の安全確保狙う 先行事例を調査し広く周知 厚労省
2017.07.11
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、今年度から新たに「建設工事の設計段階における労働災害防止対策の調査事業」をスタートさせる。建設工事の安全衛生対策として、工事の施工段階だけにとどまらず、設計段階から施工時の危険性を低くするよう、建築物の形状や施工方法などについて配慮する取組みだ。このほど閣議決定された「建設工事従事者の安全および健康の確保の推進に関する法律」を踏まえたもので、「海外や国内での先行事例を調査して取りまとめたうえで、その内容を広く周知していく二段構えで進める」(厚労省)という。…
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平成29年7月15日 第2286号 掲載