名古屋自動車学校事件 再雇用者の賃金めぐり弁論決定 最高裁
2023.06.06
【労働新聞 ニュース】
最高裁判所は再雇用者の賃金が旧労働契約法第20条(不合理な労働条件の禁止)に違反するかが争いとなっている名古屋自動車学校事件について、6月22日に弁論を開くことを決めた。
二審(名古屋高判令4・3・25)は定年退職時の基本給の60%を下回る部分と、賞与の一部について不合理と認めていた。最高裁でも再雇用者と正職員の間にある、基本給と賞与の差の不合理性が争点となる。
令和5年6月5日第3403号2面 掲載