時間外規制向け要請 建設業10%で月80時間超 福井労基署

2023.06.07 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 福井労働基準監督署(的場由美署長=写真右)は、来年度から建設業に時間外労働の上限規制が適用されることを受け、福井県建設業協会(坂川進会長=写真左)に、長時間労働削減の協力を要請した。

 背景には、同県内建設業の9.3%の事業場で月80時間超の時間外・休日労働がみられるなど、上限規制適用へ準備が不十分な事業者が散見される状況がある。法令遵守について、一層の周知・啓発を求めた。

 要請では、令和3年4月から義務化した「溶接ヒューム」による健康障害防止措置も求めた。とくに昨年3月まで経過措置が与えられていた特定化学物質作業主任者の選任義務を怠っている事業者がみられるため、周知を促した。

令和5年6月5日第3403号4面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。