熱中症予防へ講習会 暑さ指数低下でも注意を 横浜西労基署
2023.06.14
【労働新聞 ニュース】
横浜西労働基準監督署(塚田啓子署長)は、職場における熱中症予防に関する講習会を開催した(写真)。
横浜地方気象台の藤田宗一気象情報官が、熱中症の危険性が極めて高い場合にメール配信などを通じて発信する「熱中症警戒アラート」について説明した。
アラートは、前日の17時と当日の5時の計2回、WBGT(暑さ指数)値が33以上になると予測した場合に発信する。前日の17時に発信後、当日の予測が33未満に低下した場合でも、熱中症の危険性が高い状況には変わりないため、当日の5時にも「第2号」として発信するという。「暑さ指数の予測値が低下しても、安心だと捉えないようにしてほしい」と注意を促した。
令和5年6月12日第3404号4面 掲載