【特集1】専任の指導員が安全運転サポート ドラレコ映像使い危険予知訓練 拠点配置でフォロー体制強化へ/アサヒロジスティクス㈱
アサヒロジスティクス㈱(本社:埼玉県さいたま市)では、「セーフティ・アクション・インストラクター」(SI)として認定した専任の指導員が配送拠点の安全教育を牽引。ドライブレコーダーを使った危険予知トレーニング、実地でのトラックの死角確認などの教育を企画し、ドライバーへの安全運転の意識付けと交通事故防止に力を注いでいる。昨年度までにほぼ全拠点への配置を終え、仕事に慣れていない新人の不安を解決する良き指導役として、人材育成の面でも大きな役割を担っている。
社内認定した指導役が活躍
関東地方を中心に全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、レストランなど約1万7500箇所へ食品の配送・供給を行うアサヒロジスティクス㈱。全国に約50の配送拠点と1400台のトラックを持ち、2300人を超えるドライバーが働く同社では、ドライバー自身の安全確保と、第三者を巻き込む事故を起こさないよう、運転指導には特に力を注ぐ。このため、埼玉県内にある研修施設をはじめ、配送拠点ごとに「セーフティ・アクション・インストラクター」(SI)を配置した。現地指導のキーマンとして、拠点での研修時などで手腕を振るっている。
SIの社内認定は2019年11月に開始した制度で、今年で4年目を迎える。拠点で安全担当やリーダーを経験してきたベテランのなかから、推薦・立候補により対象者を募り、10日間の社内研修(運転技能・学科、指導者としての心構え、指導実習)と役員面談・外部研修などを経て認定する。
昨年度までに認定したSIは…
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