労働災害度数率前年比で低下に 令和4年・厚労省
2023.06.20
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、令和4年の「労働災害動向調査(事業所調査及び総合工事業調査)」の結果を公表した。労働災害の発生頻度を示す度数率は、事業所規模100人以上の事業所で2.06(前年2.09)に低下。労働災害の重篤度の指標となる強度率は、横ばいの0.09だった。死傷者1人平均労働損失日数は44.3日で、前年比3.3日増加している。
総合建設業の度数率は1.47となり、前年の1.39から上昇した。反対に強度率は、0.22(前年0.41)に低下した。死傷者1人平均労働損失日数も153.2日(同293.4日)へと大幅に減少している。
令和5年6月19日第3405号1面 掲載