【フォーカス】オンデーズ/管理職登用は“選挙”で 会社の指名一切なし
2023.06.22
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
責任感アップに効果大
メガネ・サングラスの製造販売を手掛けるOWNDAYS㈱(沖縄県那覇市、田中修治代表取締役、2200人)は、店長など管理職の人事を選挙で決めている。“立候補”するかどうかは本人の意思次第で、たとえポストが空位になる事態が発生したとしても、社命での登用は一切行わない。「エリアマネージャー解散総選挙」は、立候補者が選挙活動を繰り広げ、全社員が投票し、年に1度の社内イベント「オンデーズサミット」で最終決戦を行う。管理職、非管理職の双方から信任を得ないと当選できないため、役職者の責任感は制度導入以前に比べて高まった。出稼ぎ制度など、従業員のモチベーションを喚起する仕組みも多数採り入れている。…
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令和5年6月26日第3406号15面 掲載