ガラス清掃現場に抜打ちでパト GCA
2023.07.05
【労働新聞 ニュース】
ビル外装のガラス清掃業者117社が加盟する東京ガラス外装クリーニング協会(=GCA、佐元正之会長)は6月22日、抜き打ちでガラス清掃の作業現場をパトロールした(写真)。東京ビルメンテナンス協会とともに都内を回り、現場をみつけるたびに作業員へ直接声を掛け、作業状況を聞き取っている。
パトロールでは、ロープの締結状態や墜落制止用器具の着用状態を確認した。ロープの長さが足りないなどの不備があった場合は指摘し、改善するよう促している。
都内では5月9日、4階建てのビルの窓ガラスを清掃中の作業員が屋上から墜落し、死亡していた。同協会は緊急対策として、現場パトロールに乗り出している。
令和5年7月3日第3407号5面 掲載