【特集2】日本塗装機械工業会が20例示す 出火や接触災害絵解きで防げ 知識の継承をサポートへ

2023.07.11 【安全スタッフ 特集】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 日本塗装機械工業会が独自に作成した図解入り安全事例集が好評だ。新入社員や外国人労働者の増加などに伴い、安全知識の継承をサポートするために、会員企業で発生した災害やヒヤリハットを参考に20事例を収録。静電、非静電、火災・爆発、安全衛生、自動塗装、手動塗装の6分類で把握できるのも特色だ。新しい塗料・溶剤の使用による出火や塗装ロボットとの接触などについて、イラストで図解にしたうえで、背景、原因、対策をそれぞれ解説している。

新しい塗料使った際に出火

 日本塗装機械工業会(略称CEМA)の安全事例集「事例に学ぶ塗装現場の安全性」は、同工業会の技術委員会が作成したもので、2022年2月にホームページの電子図書館に掲載した。技術委員会では毎年テーマを決め、用語集やカーボンニュートラルのルールを決めるなどの活動を行っているという。

 作成の経緯について、技術委員会メンバーの旭サナック㈱塗装機械事業部技術開発部の白松憲一郎さんは、「会員企業で近年経営者が交代したり、新入社員や中途入社の社員や、外国人労働者が増加するなど、将来的に安全面での知識の継承に不安が残る状況があり、作業の危険性・有害性について気づきを得てもらうことを狙ったところがある」と述べた。

 安全事例は会員企業の災害事例やヒヤリハット事例を参考に作成。100件ほど集まったもののなかから20事例を選び、イラストによる図解を併記した。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年7月15日第2430号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。