雇入れ時の対応 「三箇条」を作成 出雲労基署

2023.07.11 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 島根・出雲労働基準監督署(川角洋二署長)は、新しく従業員を雇い入れた際に必要な対応を「雇入れ時の三箇条」としてリーフレットにまとめた。「労働条件の書面通知」、「健康診断を実施」、「安全または衛生のための教育を実施」の3点を徹底するよう、管内事業場に呼び掛けている。

 リーフレットでは、それぞれの項目ごとに注意すべきポイントを解説した。たとえば労働条件の書面通知については、雇用契約期間や業務内容、労働時間、休日、賃金の計算・支払方法など、書面に記載するべき内容を挙げ、モデル様式も紹介している。

 同労基署は、「中小企業では不定期で人を雇い入れることが多いため、雇入れ時の対応をルーティン化できておらず、対応が不十分で法違反につながることが多い」と話している。「労使の信頼関係や安全の基礎を構築するためにも、最初の対応を大切にしてほしい」と促している。

令和5年7月10日第3408号4面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。