【今週の視点】大前提は労務費確保 建設技能者 国交省が年収試算公表
2023.07.12
【労働新聞 今週の視点】
画餅に帰す恐れあり
建設技能者の平均年収額は、見習い500万円、職長630万円――国土交通省はこのほど、公共工事の設計労務単価を基にした“試算結果”を公表した。担当者は「能力が伸びれば報酬が高まることが裏付けられた」と話す。試算の大前提は「労務費が確保されている状態」であり、現状が改善されなければ画餅に帰す。…
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令和5年7月10日第3408号7面 掲載