トンネル工事を局長がパト 東京労働局
2023.07.25
【労働新聞 ニュース】
東京労働局(辻田博局長)は、全国安全週間の取組みの一環として、都内の大規模トンネル工事現場の安全衛生パトロールを実施した。辻田局長が自ら赴き、深さ約80メートルの立坑や、トンネル坑内の状況を確認した(写真)。作業手順の周知徹底など、安全意識の高さを評価している。
視察に入ったのは、リニア中央新幹線が通過予定の「中央新幹線第一首都圏トンネル新設工事」。辻田局長は同現場について、下請事業者を含めて作業員全員が参加する作業手順会を開催している点をとくに高く評価した。作業予定の変更があった場合には一旦作業を止め、再度作業手順会を開いて全員が十分に理解してから作業を再開するなど、災害を未然に防ぐ対策が実施できているとしている。
令和5年7月24日第3410号3面 掲載