行動災害防止へ体操 JFEスチールを視察 岡山労働局
2023.07.24
【労働新聞 ニュース】
岡山労働局(成毛節局長)は、全国安全週間中の7月3日、行動災害防止を目的として、成毛局長によるパトロールを実施した。JFEスチール㈱西日本製鉄所(倉敷地区)を訪問し、取組み状況を視察した。
同社では、腰痛や転倒を予防するために、「アクティブ体操」を独自に開発し、労働者が職場で毎日実施している。体操には股関節の柔軟性を高める運動や、不良姿勢を改善する運動を含んでいる。視察では、局長らが実際に体操を体験し、行動災害の防止に効果的な取組みであることを確認した(写真)。
成毛局長は「(他事業者においても)JFEスチールのような体力づくりなどのソフト面の対策にも力を入れてほしい」と評価した。
令和5年7月24日第3410号4面 掲載