第三次産業の安全対策視察 羽生田厚労副大臣
2023.07.28
【労働新聞 ニュース】
羽生田俊厚生労働副大臣は、令和4年度の「SAFEコンソーシアムアワード」のウェルビーイング(安全衛生)部門でゴールド賞を受賞した㈱カインズ(埼玉県本庄市)の朝霞店を視察した。スマートフォン型端末による危険予知トレーニング(KYT)などの取組みを確認している(写真左)。
KYTには事故再現映像などを用いて、記憶に残るよう工夫した。パート従業員も含めた現場スタッフが参加するワークショップを毎月開催し、脚立からの墜落防止対策などを話し合っている。
カゴ付き台車で納入する際の災害防止のため、自動運搬ロボットを導入し、人がかかわる作業を減らすなど、ハード面の対策も行っている。羽生田副大臣は「こうした活動が第三次産業で広がってほしい」とした。
令和5年8月7日第3411号4面 掲載