強制捜査で違法時間外発覚 月156時間残業させる 一関労基署
2015.12.28
【労働新聞 ニュース】
是正勧告無視続け送検
岩手・一関労働基準監督署(髙橋友行署長)は、36協定で定めた時間数を超えて時間外労働をさせた道路貨物運送業者ならびに同社代表取締役と同社取締役の計1法人2人を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで盛岡地検一関支部に書類送検した。同社トラック運転者に1カ月当たり最大156時間の時間外労働をさせていた。行政指導後の改善報告に虚偽の記載をした疑いから強制捜査に踏み切り、法違反が明らかになっている。…
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平成27年12月28日第3046号3面 掲載