メンタル不調者「いた」割合上昇 厚労省・安衛調査
2023.08.29
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省がまとめた令和4年労働安全衛生調査(実態調査)結果によると、過去1年間にメンタルヘルス不調によって連続1カ月以上休業した労働者がいた事業所割合は10.6%となり、8.8%だった前年調査から1.8ポイント増えた。退職した労働者がいたのは5.9%で、前年の4.1%を上回っている。
一方、メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は63.4%で、前年比4.2ポイント増加した。取組み内容では、ストレスチェックの実施が63.1%で最も多い。
令和5年8月28日第3414号1面 掲載