行動災害防止へ大会 アシストスーツ体験会も 四日市労基署
2023.09.08
【労働新聞 ニュース】
三重・四日市労働基準監督署(宮田仁署長)は作業行動に起因する労働災害の増加に歯止めをかけるため、行動災害減少をテーマとした大会を開催した。
大会では、アシストスーツの体験会を実施した。アシストスーツは、荷物の運搬時に腰や腕にかかる負担を軽減し、腰痛予防に効果がある。軽量で長時間の利用がしやすい非電動のスーツを中心に、7社の製品を案内した(写真)。
転倒防止に向けては、中央労働災害防止協会中部安全衛生サービスセンターの澤田幹男安全管理士が、具体的な対策について解説した。平衡感覚を鍛えるための「足指じゃんけん」など、転倒やふらつきを予防するための体操を紹介した。
令和5年9月11日第3416号4面 掲載