高年齢者に優しい職場づくりへ 転倒予防ストレッチを実践 東京衛生管理者協議会・研修会

2023.09.11 【安全スタッフ ニュース】
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高年齢者に優しい職場づくりについて林部長が解説

 東京衛生管理者協議会(吉川智明会長)は9月5日、令和5年度第1回研修会を中労基協ビルで開催した。働く高年齢者の増加を踏まえ、職場での転倒災害防止に焦点を当てた講演が行われた。

 中央労働災害防止協会の林かおり健康快適推進部長は、高年齢労働者にやさしいエイジフレンドリー職場づくりのポイントを解説。加齢に伴って低下するバランス感覚や柔軟性などの身体機能変化を取り上げ、段差の解消など転倒予防に配慮した職場改善、高年齢労働者向けの安全衛生教育、体力チェックによる運動機能把握などを勧めた。また、スポーツケア整体研究所の小沼博子指導員は、転倒予防に役立つ体の動かし方を紹介。参加者同士がペアになり、鎖骨やくるぶしなどの骨を意識して可動域を広げる骨ストレッチに取り組んだ。

 同協議会は、東京都内の事業場に所属する衛生管理者の集まりで、会員への情報提供や相互の連携促進を目的としている。今回の研修会は現地とオンラインのハイブリッドで開催し78人が参加した。

参加者が骨ストレッチを実践

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