安全ルール浸透へ 伝える努力を評価 埼玉労働局パト
2023.09.28
【安全スタッフ ニュース】
埼玉労働局(久知良俊二局長)と建設業労働災害防止協会埼玉県支部(島村健支部長)は9月7日、県下一斉合同パトロールを実施した。
巡視場所となった大宮駅西口地区の施設建築物新築工事(施工:前田建設工業関東支店)で、デジタルサイネージを使った安全ルールの周知や、建災防埼玉県支部が始めた1人KY推進活動の取組状況などを確認した。
現場では外国人労働者が多く働いており、4カ国語による安全教育や色分けしたコーンによる立入禁区画の指示などによって安全ルールの浸透を図るとともに、会社の垣根を越えて意思疎通をしやすい雰囲気づくりに力を入れる。
久知良局長は「現場職員と職長会を中心とした“伝える努力”が感じられた」と、無災害を続ける現場の活動を評価した。
2023年10月1日第2435号 掲載