22年のベア実施 前年より9ポイント増 JILPT・調査

2023.10.02 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 労働政策研究・研修機構(JILPT)は企業の賃金決定にかかる調査結果を公表した。それによると、2022年にベアを実施した企業は36.2%に上り、21年の27.2%に比べ9ポイント増加している。

 調査では、従業員数30人以上の企業2530社に、21年と22年の賃上げ実施状況を複数回答で尋ねた。22年の定期昇給の実施率は76.0%で、21年の77.0%からわずかに減少している。非正規労働者の昇給は49.0%(21年40.9%)、賞与の増額は39.2%(同29.3%)、初任給の増額は20.6%(同14.7%)などとなった。

 22年に賃上げを実施した理由については、67.9%の企業が「社員のモチベーションアップ、待遇改善」と回答した。賃上げの効果としては、32.3%が「既存の社員のやる気が高まった」としている。

令和5年10月2日第3419号2面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。