【フォーカス】土屋鞄製造所/新卒採用 もれなく面接で応募者20倍に 対話から熱量を確認
2023.10.05
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
3年続けて計画人数獲得
応募してきた学生とはもれなく面接!――㈱土屋鞄製造所(東京都足立区、土屋成範代表取締役社長、700人)は、中堅規模ならではの大胆な方針で新卒採用に取り組み、応募者数をかつての20倍、2000人に増やしている。2020年度までは、書面による1次選考を行っていたが、「エントリーシートで選考基準の『熱量』などを見極められるのか」との疑問を覚えたのが、方針転換のきっかけ。対話による1次面接を通過した学生とは、人事部員が面談によるやり取りを重ね、詳しい仕事の内容を説明したり、時には就職活動全般へのアドバイスを送る。新たな採用方法に移行して以降、3年連続で年間採用者数の目標をクリア中だ。…
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令和5年10月9日第3420号15面 掲載