6割の企業が運動不足対策せず テレワーク拡大影響で調査 明治安田厚生事業団

2023.10.06 【安全スタッフ ニュース】
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 (公財)明治安田厚生事業団は、テレワークにおける健康課題に焦点を当てた調査結果を公表した。テレワーク導入企業が感じる健康課題として「運動不足」(45%)を挙げる回答が目立つなか、62%は身体活動促進・運動不足対策に「特に取り組んでいない」と答える結果となっている。

 労働時間の客観的把握や長時間労働対策、ストレスチェックなどの法定項目についてはテレワーク対応が進んでいるが、テレワークに特化した健康管理や健康教育、作業環境確保などへの対応ができている企業は一部にとどまるとした。

 対策に取り組んでいる企業では、オンライン型のウォーキングイベントやアプリなどを活用した取り組みが多く、自宅での作業環境に配慮している企業は少なかった。調査は今年2~3月、厚労省の研究事業として実施。上場企業684社が回答している。

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